恥ずかしかった話をします
去年の、すっごく寒い日の出来事。
首すじが冷えてたので、お気に入りのツボにカイロを貼り暖をとることにしました。
ところで、カイロはたいてい真っ白で四角いですよね?
なので、たいてい人目につかないインナーとかに貼りますよね?
ワタクシ、なぜか「セーター」に貼りまして。
この時点でもうおかしいけど、そのままうわぎ着て外に出てしまいました。
用事をすませ、マックでコーヒー飲みつつスマホいじってたら、「何か大切なことを忘れてる」気がしてきたんですね。
あるある「何か大切なことを忘れてるけど思い出せない」
いつものように水汲みしに川へ行ったら、水面にうつる自分が「目を覚ませぇぇ!」と必死に叫んでくる、あの感覚です。
…なんだっけ?
そう言えば背中がポカポカしてる気がする…
「はっ!」
マズイ!背中にカイロ貼ってたんだ!
恥ずかしい、恥ずかしいすぎる…!
後ろを通る人にも見られたはず。
うろたえてる素ぶりをせずこの緊急事態をおさめなくては。
俳優モードを発動させ、(本当は約束などないのに)約束の時間より早く着いたからマックでお茶してたことにしよう。
〜ここから妄想です〜
モバイルオーダー限定クーポンで手に入れた、Mサイズ130円のホットコーヒーを存分に味わい、満足した私。
腕時計に目をやり席を立つ支度をしつつ、うわぎを着るのであった。
(完)