都内の築40年2世帯住宅でオットと2人暮らし、日常キリトリ漫画を描いてます。

2024年6月にレーザー治療を検討し某耳鼻咽喉科を受診してからはや1年。
今回は、2025年6月に別の耳鼻咽喉科でレーザー手術を受けてきた様子をお届けします。
どうぞよろしくお願いいたします。
軟口蓋形成術とは
耳鼻咽喉科で行われる、いわゆる「のどちんこ」とその周りをレーザーの熱で焼き切る手術です。
手術1週間前から術後2週間まで食事や運動などに制限がありますが、出血が少なく日帰りで受けられます。
私のいびきの原因

私の体格は中肉中背で簡易検査の結果、睡眠時無呼吸症候群ではないと言われました。
下顎が小さいため、喉に舌が落ち込み「のどちんこ」との振動でいびきが出るタイプです。
手術前〜手術当日まで
初診時にプリントを渡され、主に2つ指示されます。
「術前1週間前から術後2週間、サプリやプロテインなどの服用中止」と「スプーンを使い口呼吸の練習」。
後者は舌を押し下げながら手術を行う時の予行練習です。
手術時は麻酔の影響で鼻呼吸が難しくなるため、口呼吸に慣れておいて良かったと感じました。
手術当日
いよいよ当日。
「遅刻しないで到着できるか」「点滴の注射がうまく入るか」「手術中嗚咽して進行をさまたげないか」など不安だらけでクリニックへ向かいました。
しかし実際は電車もスムーズでクリニックでは医師や看護師さんの協力もあり、手術はあっという間に問題なく終わりました。
費用

保険適用の手術で、現金で30,200円お支払いしました。
処方箋を受け取り近くの薬局で薬をもらい、痛み止めなどをすぐ服用するよう指示がでます。
薬は1,320円でした。
痛みについて

「のどの粘膜を切り取るの、痛そう!」
のどちんこと奥にある左右の粘膜を切り取る手術で、傷口は幅5mm長さ5、6cmほどです。
実際「軟口蓋形成術は、手術時より終わった後がすごく痛い」と聞きますよね。
記事を書いてるのは術後2日目で、やはり薬が切れると唾液などを飲み込む時に痛みを感じます。
飲み込む時以外もずっと痛いと思い込みそれが恐怖だったので、むしろ気持ちは楽になりました。
大事をとり3日間仕事を休み、痛み止めの服用により炊事洗濯など日常生活は問題なく送れてます。
手術当日はのど付近の熱感、首のリンパが少し腫れたり鼠蹊部のリンパの痛みを少し感じました。
クリニックで手術を受けた患者さんが食べて痛かったもの、痛くなかったものリストを頂いたので、それを参考に「ぬるくて薄味のうどん」や「豆腐」などを食べて過ごしてます。
体に起こった変化

のどちんこが無くなった所を恐るおそる舌で探ると、傷口と思しき少し硬めの所に当たります。
のどに「逆Uの字形のシリコンのようなもの」が張り付いてる感じで、まだ慣れません。
飲み物でむせたり鼻に逆流するとの注意書きもあり、ストローを使って飲んでます。
余談ですが、私は手術当日からしゃっくりが頻繁に起きるようになりました。
一定時間続くのが2日間で8回ほど起こっており、不思議だなあと思いながらも見守ってる所です。
いびき治療を考えてから手術を受けるまでの道のり
学生時代からひどいいびきで悩む私。
Amazonでいびきグッズを購入したり枕を変えるも効果が現れず。
2024年
歯科で「下顎が小さい」と言われる。
A耳鼻咽喉科を受診。問診により睡眠時無呼吸症候群の可能性ありと言われる。
痛みへの恐怖から軟口蓋形成術を保留し、内科で睡眠時無呼吸症候群の検査を受けるも診断がおりず。
2025年
再び軟口蓋形成術を受ける気持ちになり、病院を再検索。
保険適用の耳鼻咽喉科、自由診療の高須クリニック高須克弥先生による軟口蓋形成術、痛くないパルスサーミア、ナイトレーズなどを比較。
B耳鼻咽喉科を受診し、手術を受けることに決めました。
自分に合ったクリニックを選び、クリニックからの指示を守り皆さんを信じて手術に挑めばきっと大丈夫です!
いびき治療でどこを受診するか
ところで、
「睡眠時無呼吸症候群を調べるなら内科」
「下顎を前にずらして空間を作り、いびきを減らすマウスピースを作るなら歯科」
「口蓋垂(のどちんこ)を取る軟口蓋形成術を受けるなら耳鼻咽喉科」
「お金に糸目をつけないなら、痛みを伴わない喉へのレーザー治療もあり」
と、いびきを治すには様々な科の診察を受けるのを考える必要があります。
ちなみに総合的に診療してくれる「快眠センター」というものが東京科学大学病院にあります。
こちらは現在睡眠時無呼吸症候群と診断されかつ治療を始めてない人に受診が限られており、私は当てはまりませんでした。
いびき治療を考えている人は、まずご自分が「睡眠時無呼吸症候群」か調べるところから始めると良いかもしれません。
喉まわりの脂肪によるものか骨格や喉の形によるものかにより、いびきの治療法が分かれるからです。
費用はかかってしまいますが、クリニックへ足を運び話を聞いてみるのも良いかと思います。
クリニックの雰囲気、先生の説明や看護師さんとの採血の相性など、自分が納得できると思える所を選べました。
ではでは!
おかいもの
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