車酔いや気圧痛に「酔いどめのツボ」内関(ないかん)を試してみた話
都内の築40年2世帯住宅でオットと2人暮らし、日常キリトリ漫画を描いてます。
愛車を乗せ北海道にフェリー旅した時の船酔いの話をします。
出発時20時ごろの大洗港はあいにくの大雨。
船内のお風呂のお湯がバスタブからあふれ出るほど、荒波による揺れが激しく続きます。
オットは乗船後1時間もたたないうちに酔ってしまい、ベッドにしがみつき苦しそうな表情で耐えてました。
一方乗り物酔いがほとんどない私は全く平気とたかをくくり気楽に過ごしてましたが、お腹の中がシェイクされるような強烈な縦ゆれと横回転ゆれの連続で次第に体が浮くような感覚になり、さすがに酔ってきました。
ところで私は鍼灸師の仕事をしており小さな不調はツボ押しで乗り切るよう勉強がてら試してますが、今こそツボ押しが使えるのではないかと思いつきました。
腕の内側に内関(ないかん)という「乗り物酔いによく効く」ことで知られるツボがあるので、そこを強めに刺激すると少しずつ気分が楽になってきました。
オットにもツボ押しを試したところ揺れへの慣れもあるのか食事をとれるまでに回復したようで、漫画を読んだりして過ごせていました。
こうして、到着地の小樽まで暇さえあればツボ押しを行いながら船酔いをやり過ごすことができました。
内関(ないかん)のツボは、車酔いや船酔いのほか「つわり」にも効果があります。
もし機会があればお試しください。
【ツボ イラスト説明】内関(ないかん)
押したツボはこちら。
腕の内側で、手首の中央のシワからヒジに向かい指3本上の所です。
天気痛や車酔い、つわりにも効果があることで知られています。