都内の築40年2世帯住宅で、オットと2人暮らしをするアラフィフのきくです。
今日はよく食卓にのぼる「とちお揚げピザ」を紹介します。
ボリュームがあるので主食に、お酒のアテにもおすすめの一品です。
はじめに
とちお揚げピザを作るキッカケは、10年ほどまえ糖質制限食をおこなうオットのメインディッシュに「なんちゃって油あげピザ」を考えたことでした。
もちろんピザの魅力とも言うべき「小麦粉の香り」や「モッチモチのかみごたえ」には及ばないけど、糖質を気にせず食べられると好評でした。
ひとつ難点と言えば、スーパーで2枚入りで売ってる薄い油あげだと「量が少なめ」なこと。
オットもわたしも食いしん坊なので、ひと袋を2人で分けると物足りなく感じてしまいます。
もっと腹もちのよい油あげはないか…と目を皿のように豆腐売り場をさがしたところ、ぶ厚くて長い油あげに出会ったのです。
まるで厚揚げ!「とちお揚げ」とは?
とちお揚げは栃尾あげとも書き、新潟県長岡市の名産品で300年ほどの歴史をもつ食品です。
栃尾地方で「あぶらげ」と呼び親しまれており、ずっしりと大きいのが特長。
今回購入したのは、「油屋久助商店」の栃尾あげです。
油屋久助商店は新潟県長岡市のお豆腐屋さんで、オンラインショップでは明太子味など一風変わった油あげを買うこともできます。
「とちお揚げ」のサイズや重さについて
厚揚げと見まちがえるほどのボリューム感。
パッケージ一面に太めの毛筆フォントで書かれた「栃尾油揚げ」の文字に、歴史と和の文化をつよく感じます。
とちお揚げの価格は店舗やセール状況により変わりますが、私が買うスーパーでは平均約190円前後。
普通の油揚げよりサイズが大きく扱いづらいからか、よく値下げされてるのを見かけます。
もっと魅力が広まってほしいという気持ちをこめて、いつも大量買いしてしまいます。
とちお揚げのサイズ
袋から出し測ると、長さは約22cmもありました。
30cm定規と比べてみても、その大きさが際立ちます。
ちなみに重さは約162gです。
とちお揚げの厚さ
厚さは約3.8cm。
かなり厚みがあることがわかります。
この長さと厚みが、とちお揚げの「食べごたえ」の理由なのかも知れません。
とちお揚げの栄養成分表示
とちお揚げは炭水化物量が少なく、糖質制限むきの食材と言えます。
また植物性たんぱく質が多いので、筋トレなど体づくりを行なう方にもおすすめかと思います。
わたしが考える「とちお揚げピザ」の魅力
「とちお揚げ」で作ったピザを一口ほおばると、普通の油揚げではなかなか味わえない「お豆腐の味」が感じられます。
豆の香りとまわりの油揚げ生地がなんとも上品で幸せな気持ちになり、ついリピートして作ってしまうのです。
良い素材を使って丁寧に作られてることが伝わってきます。
「とちお揚げピザ」レシピ
それでは、「とちお揚げピザ」のレシピを紹介します。
(ピザ 2枚分)
・とちお揚げ 1枚
・マヨネーズ 適量
・とけるチーズ 適量
・お好みの具
1.厚さを半分にカットする
とちお揚げを厚さ半分にカットします。
2.キッチンペーパーで水分をとる
キッチンペーパーをのせ優しく押して水分をとります。
3.グリル天板にオーブンペーパーを敷き、とちお揚げをうつす
洗い物をへらすために、天板にオーブンペーパーを敷きます。
魚焼きグリルでも焼けますが、焦げやすいかも知れないので気をつけてください。
4.味つけをしてお好きな具をのせよう
マヨネーズをかけたらお好きな具をのせ、最後にとけるチーズをかけます。
下地にマヨネーズを使うことで、チーズととちお揚げの風味が調和されてよりおいしい気がするのです。
マヨネーズをかけたところです。
この日の具はカットハム。
あいてるスペースで「じゃこ天」を焼きます。
5.オーブンのグリル機能で6分焼いたらできあがり!
「とちお揚げピザ」の完成です!
アツアツのうちに召し上がれ~
おわりに
厚みを半分にしても「ピザ生地」としてマヨネーズとチーズをドシンと受け止められるところに、「とちお揚げ」の懐の深さを感じます。
この機会に、「とちお揚げピザ」にいろんな具を乗せて楽しんでみてはいかがですか?