文章日記

夫婦でそろって初コロナ感染した話

2024.1.28 更新
(この記事はアフィリエイトを含みます)

都内の築40年2世帯住宅で、オットと2人暮らしをするアラフィフのきくです。
このたび夫婦でそろって初コロナ感染した話をします。

8錠9,000円のコロナ治療薬「ゾコーバ」

朝起きて鏡をみると顔がまっかでした。

「熱があるかもしれない」
はかると、平熱35℃台の私が39.1℃まで発熱してるではありませんか!
そういえば前の夜メチャ寒かったような、もしかしてあれは悪寒?

インフルエンザかな、と発熱外来を予約し家から近いクリニックへ向かいました。
クリニックのドア横にある発熱者専用の「特診室」に通され検査し待つことしばし。

扉があき、
ドクター「コロナですねー」

「電車に乗ったら行き先と逆方向に動きはじめた」ぐらいの驚きでしたが
ドクターに渡されたパンフレットに書かれた薬の価格にさらに度肝を抜かれました。

きく「さ、3割負担で9,000円??!!」

ドクター「はい、ゾコーバという名前でコロナ治療薬として緊急承認されたお薬です。ウィルスが増えるのを抑えてくれます。」

飲まずに解熱剤のみで自力でなおす手もあり、ドクターは飲んでも飲まなくてもどちらでもいいですよと言ってくれました。

ウダウダ悩んだのち
きく「どんな薬か気になるから、飲んでみます!」
と答えました。

そう、緊急承認された薬ってなんか飲んでみたくないですか?
それに、ウィルスが増えるのを抑えられたら症状がまだ出てないオットへの感染が防げるメリットもあるし!

ドクター「そうですね、私が感染しても飲むと思います(ニッコリ)」

痛い出費でしたが、7錠9,000円のゾコーバと胃薬とカロナールを処方され「これで治るぞ!」と安心して帰路についたのでした。

ゾコーバ服用で劇的に体調がよくなりました

ここで少しゾコーバについて説明します。

2023年6月に緊急承認された塩野義製薬の新型コロナウィルス感染症治療薬です。
5日間飲みきりタイプで食事のタイミングに関係なく服用でき、7錠のうち初日に3錠、2日目から5日目までは1錠ずつ飲みます。

はてさてどれだけ効くのやら、とクリニック受診当日に3錠服用したら翌日とんでもなく体がラクに!
値段もさることながら効き目もおそるべし、ゾコーバ。

熱が下がったのはカロナールの影響もあるかもしれませんが、首の下のリンパのはれや体のダルさが嘘みたいにスッキリしましたよ(私が単純なだけかもしれません)。

オット氏も続けて感染

家ではマスク着用ですごしたり黙食するなどしてたけど、やはりというか翌日オットがノドの痛みを訴えました。

オット「昨日ツマがお世話になりまして(恥)」

同じクリニックへ電話し流れるように検査してくださりデスヨネという風に陽性でした。
ついにオットも感染かあと思ってたらなんと、処方された薬がちがうではありませんか!

下の画像は薬局で待ってるときのラインのやりとりです。
オットがひらがなで書いてきたせいで、コロナ治療薬がカワイイ感じになってしまい効き目が薄そうに。


しかし実物を見ると、近未来的でチョーかっこいいではありませんか!
朝と夜を色とイラストで表現し、かつ「同時に3錠」と飲みかたまで記載する心くばりに脱帽です。


パッケージ裏の、宇宙船のカベみたいなフォルムがたまらなく好みでカッコイイ…!!


朝晩3錠ずつを5日間飲みきりで、リトナビル1錠とニルマトレルビル2錠がパッケージされてます。
違うお薬が一緒になってるの、カッコイイ…!!


きく「かっこいいから私もパキロビッドパックがよかった」
オット「薬にかっこいい悪い関係ないでしょ、これは重症化リスクのある人が飲むんだよ」

調べたところによると、パキロビッドパックは高齢者や妊婦または持病がある人に処方されるようです。
オットはもろもろの事情により持病がある判定になったようでした。
それ以外の人はゾコーバのみ処方するように決められてるのだそうです。

ということで、コロナ感染だけど人によって違うお薬を処方されるということを学んだのでした。

活動量計ガーミンでわかったコロナ発熱時のストレスレベル

驚いたことに、コロナ感染中にストレスレベルが爆あがりしました。

ストレスレベルは何かと言うと、緊張やストレスで変化する心拍数の変化のことで、腕時計型の活動量計などで知ることができます。

ストレスレベルが高い状態が続くと免疫がさがり、ダルさや体のコリ、食欲不振や不眠などの不調があらわれます。活動量計をつけて生活すると、ストレスレベルが高いときに「リラックスが必要」と注意してくれるので、自分のストレス状態に気づくことができとても助かっています。

各種メーカーから販売され、私は以前は「フィットビット」今は「ガーミン」を使用してます。

主にジョギングでスピードや心拍数などを見てるのですが、日常生活でも、歩数や消費カロリーのほか睡眠の量や質さらには「残りHP」までわかる、かなりの優れものです(残りHPは正しくはBody Batteryと言います)。

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話を戻して、下の画像がコロナの診断をうけた日のストレスレベルの様子です。

1月22日(月)オレンジ色がストレスレベル中程度(51〜75)、青が休息(0〜25)を示すのですが、この日は左端の夜0時から、ほぼ高いレベルのオレンジ色がしめているのがわかります。


1月23日(火)
ゾコーバを服用した夜はストレスレベルが思いっきり下がったのがわかります。
ありがとうゾコーバ!!

発熱時の寝苦しさは、熱のほかにもウィルスと戦うため心拍数が爆あがりしてるからという理由も考えられることがわかりました。

母からの支援

とは言っても、コロナと診断された日はクリニックへの往復がやっとでアイスを食べた後は横になってました。

オット(この時点では感染してないことになってる)が仕事から帰宅したあと2階へ呼ばれ、義理の母からアイスやお菓子、リンゴなど救援物資をもらってきました。

レディボーデン!!こんなお高級なアイス、いつもは食べないのでドギマギします。



翌日オットもコロナと診断されたことがわかると、直接受けわたしからドア前に置いたカゴに入れる方法に変わりました。
お豆腐やツナ缶、牛乳や卵などメチャ助かるよ〜。

ということで、2世帯住宅だからこその援助を受けられてとてもありがたいと感じたのでした。

おわりに

療養中は家でひたすらゴロゴロしてて、オットが撮りだめたアニメを一緒に3クール分一気見したり、気になってた映画を見たりして過ごしました。

曜日感覚や時間感覚がへんになり、燃やすゴミの日じゃないのに出しに行ってしまったりと若干の奇行(いつも?)が見られた以外は大きな変化は見られませんでした。

インフルなど他の感染症も増えてるそうなので、注意してすごそうと思います!

ABOUT ME
きく
都内の築40年2世帯住宅でオットと2人暮らし、日常キリトリ漫画を描いています