はじめに
私は自宅で女性専門はりきゅう院を営む鍼灸マッサージ師です。幼い時から絵を描くのが好きで、ツボや東洋医学を知ってもらう目的でツボ押しイラストを描きツイッターに投稿しています。
2020年に新型コロナウィルスの感染が広まり外出自粛が求められるようになった頃、自宅でのセルフケアの必要性の高まりを感じました。そこで、イラストをまとめて「ツボ押しの絵本」をネット販売することを思いついたのです。
自費出版本の販売開始当初は、しまうまプリントフォトブックを利用していました。注文した本が届いたらネットショップのストアーズで販売、売れたら梱包、発送を行います。しかし今はAmazon Kindle ダイレクト・パブリッシングを利用しています。
両方試した結論から申し上げますと、出来栄えと利便性を求めるならしまうまプリントフォトブックがおすすめです。本の在庫を持たずに注文から発送までまかせたい人はAmazon Kindle ダイレクト・パブリッシングをおすすめします。
しまうまプリントフォトブックの場合
しまうまプリントフォトブックは、アプリから簡単入力で1冊から本を作れるサービスで、スマホで撮影した思い出の写真を形に残したい時などにピッタリ。
しまうまプリントフォトブック「ライト・スタンダードコース」仕様
カバー:巻きカバー/中表紙無地
印 刷:レーザープリンター 4色(CMYK)
サイズ:文庫・A5スクエア・A5・A4
納 期:翌日発送(通常)
表 紙:マット系アート紙(マットコーティング加工)
本 身:マット紙
https://www.n-pri.jp/photobook/spec/ しまうまプリントフォトブックより引用
写真はしまうまプリントフォトブックの「ライト・スタンダードコース(旧スタンダードコース)」のA6サイズです。しっかりした表紙がついており、自分で保管するにも、誰かにプレゼントするにも全く問題ない仕上がりです。
正直、初めて注文した時ここまでの質を期待しておらず、手元に届いた時とても驚きました。
Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシングの場合
一方Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシングは、Amazon.comが運営するセルフ出版サービスです。自分で書いた小説やノウハウ本を世の中の人に見てもらいたい、と考える人に向いてると思います。
洋書を手にした経験のある人はピンとくるかも知れませんが、Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシングは、ペーパーバックと呼ばれるソフトカバーを表紙に使っています。どのような紙を使用しているのかについては資料が見当たりませんでしたが、表紙はマットで中身は少し光沢があるように感じます。選んだ色がまずかったのか、なぜか表紙が反り返ってしまってます。
さらにサイズについて言うと、ペーパーバックは基本洋書なので文庫本サイズを作りたい時は、自分で設定する必要がありました。文庫本サイズをどうしても作りたかった私は、ここで結構つまづきました。
おわりに
本らしさや紙の質を比べると、圧倒的にしまうまプリントフォトブックに軍配が上がる気がします。一方Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシングは、一度作ればほぼ手間なしに収益が振り込まれてこちらも魅力的です。何を優先したいかによって使い分けると良いのではないかと思います。