都内の築40年2世帯住宅でオットと2人暮らし、日常キリトリ漫画を描いてます。

2025年6月耳鼻科での日帰り手術「軟口蓋形成術(なんこうがいけいせいじゅつ)」から、ほぼ2週間経ちました。
今回は、術後の経過についてお届けします。
どうぞよろしくお願いいたします。
基本の過ごしかた 処方薬を服用し血行促進する行動を控える

術後は1時間すると麻酔が切れます。そのため速やかに近くの薬局で薬を処方してもらうよう指示されます。
「帰宅後、万が一鮮血が出たら近くの病院へ」と紹介状も渡されており、痛みと出血という恐怖を抱えながら電車に揺られて帰宅ました。
制限される主な行動は、運動、サウナ、筋トレやマッサージなどの力を入れたり、血流が良くなる行動です。
術後はノドが一種の火傷状態なんだそうで、出血を防ぐのが理由です。
運動する習慣のある私はあえて梅雨時期に手術日を予約したのですが、予想が大外れでした。
まさかの晴天続きで体を動かしたい!とウズウズしながら過ごしました。
あと、うがいも出血の原因になるため禁止でした。
【軟口蓋形成術|術後 当日〜2日】
新しい喉の形への戸惑い
まず困ったのは、新しい喉の形に慣れてないがゆえの食事の大変さでした。
のどちんことその周辺と永遠のお別れをしたので、飲み込む時にむせたりします。
クリニックで頂いたプリントには「ストローを使うとむせにくい」とあり使ってましたが、見事にむせて咳き込んでしまいました。
さらには飲食物を飲み込んだ時に「キュッ」という変な音が出たり、なぜかしゃっくりが2日で8回も出ました。
喉の形が変わったことで、使い方や他の内臓との関係が変化したのでしょう。
しばらくすると慣れてきて、これらの症状は消えました。
飲食物を飲み込むたび痛む
また、飲食物を飲み込むと強烈な痛みがありました。
普通に生活してると痛くないのですが、唾液を飲み込むのにもえい!と気合いが必要なほどでした。
痛み止めは食後の指示があるため、最も効果が薄れている食事の時間が一番痛いのです。
食事の前に痛み止めを服用し痛みを減らす工夫をされている方もいるそうです。
お気に入りの食材は「シマダヤ 真打 稲庭風細うどん」

それからは柔らかくて喉に優しいものを選ぶ日々でした。
いろいろな物を食べ比べたのですが、最も喉ごしが優しかったと感じたのは、「シマダヤ 真打 稲庭風細うどん」(写真右)でした。
「ひし形切り刃」という特許方法で製造されており、柔らかく煮て術後4日ほど食べてました。
【軟口蓋形成術|術後 3〜10日】かさぶた期
抗生物質は1週間で飲みおえ、痛み止めと胃薬を2週間経つまで服用する予定です。
薬を飲むタイミングや食べられるものを考えてたら、あっという間に数日経ちました。
恐るおそる鏡で傷口を写すと、白っぽいものが見えます。
これがクリニックで説明があった「かさぶた」かな?喉にゴワゴワした何かがある感じがします。
無理にはがさないように指示があり、気になりつつもなるべく刺激しないようにしました。
術後1週間後には外食にも挑戦し、サイゼリヤで玉ねぎのズッパとタラコのシシリーソース風を食べました。
熱いものや塩気の強いものはしみるので心配でしたが、冷ましたら意外と大丈夫で嬉しかったです。
これを機に、いろいろな食べ物を試すようになりました。
【軟口蓋形成術|術後 10〜14日】復活期
術後10日ほど経った頃。
風邪をひいたり怪我をして治りかけると、だんだん気にならなくなってくることがあると思います。
手術の経過もまさにそれでした。2週間運動禁止でしたが「もう走っても大丈夫なんじゃ?」と感じ軽いジョギングもできました。
その後喉の違和感が生じ、慌てて残りの4日間は大人しく過ごしましたが、それほどに回復は早かったです。
いびきも軽減し、家族への影響が激減したのが何よりでした。
効果や回復期間は個人差があると思いますが、私は手術を受けて良かったです。
おかいもの
☆ ツボたんスタンプ ☆
