漫画日記

【いびきを減らしたい 2】睡眠時無呼吸症候群検査を受けた話


【前回までのあらすじ】
学生時代から自分のいびきで周りに迷惑をかけてきたおきくさん、ついに「いびき専門耳鼻科」を受診します。

いきなり視診で喉がせまい、顎が小さいなど「イビキかきやすい体型」を指摘されてしまいます。
さらに問診で睡眠時無呼吸症候群の可能性が発覚!
「睡眠で十分疲れが取れないから昼間のパフォーマンスが低い!」とショッキング(9割図星)なことを言われ、トボトボ帰宅いたしました。

看護師さんによる採血は針を抜いたあとの圧迫がなく綿花を突き抜けるほど出血。
再度受診する勇気もありません。
この先どうしよう…

耳鼻咽喉科でのレーザー手術を見送ることに

今回受診した耳鼻咽喉科で主に行う治療は「喉の奥を広げるレーザー手術」。

いびきは睡眠中に舌が喉に落ち込んで空気の通り道が狭くなることで振動音が起こり、手術を受けて空気の通りが良くなれば減るという算段です。

しかしながら、感覚がするどい喉にメスを入れるには相当な覚悟が必要なようです。
口コミやブログでは「大きめの口内炎の痛み」「2週間流動食」「食べられず8キロ体重が減った」などなど、術中よりも術後傷が治るまでの生活がとんでもなく痛そう!

治るなら痛くても受けたい…けど怖い!
すると「いびきのボリュームは減らなかった」という口コミが目に入りました。

あるクリニックのインスタでは喉奥を広げる手術で減る音量は「5割ほど」と解説されており、どうやらゼロになると思って手術を受けないほうが良さそうです。

もちろん5割でも十分な効果だと思います。
しかし、しばらく流動食だったり痛み止めの点滴を受ける人がいるほど痛いことを考えると私には耐えられなそうなので、レーザー手術を見送ることにしました。

(後日、ハイパーサーミアという痛みの少ないレーザー治療を見つけたのですが、効果が数年らしい上に費用が高額なのであきらめました)

快眠歯科(いびき・無呼吸外来)を見つけるも、睡眠時無呼吸症候群の診断が必要とわかる

色々調べてきて、いびきは歯や喉、睡眠時無呼吸症候群など様々な原因が重なって起こることがわかりました。
個別のクリニックを当たるのが億劫になったので、いっぺんに診てもらえる所を探すことに。

そして東京科学大学(旧 東京医科歯科大学)の「快眠歯科(いびき・無呼吸外来)」なるものを見つけます。連絡すると「睡眠時無呼吸症候群の診断を受けており、かつ治療を初めていない人が受診できます」と返答がありました。

内科クリニックに睡眠時無呼吸検査を申し込みました

さっそく睡眠時無呼吸検査を行っている自宅近くの内科クリニックに申し込みます。
今回受けるのは簡易式で、検査で疑いが強ければ提携クリニックに一泊入院しさらに詳しく検査すると言われました。

睡眠時無呼吸症候群の簡易検査を自宅で2日間実施

返却日を予約したあと機械の入ったポーチを受け取り、クリニックを後にしました。
検査の準備は5分ほどで、説明書には動画へのリンクもあり機械オンチの私でも楽にできて嬉しかったです。

ゴム製ベルトに機械がついていて、ウェストにつけ機械から伸びるチューブとコードを「鼻の穴」と「指先」に装着します。

ポーチにはサージカルテープも同梱されており、それでチューブとコードを体に固定します。
呼吸の出入りと血液中の酸素のレベルを比べて、いつどのように呼吸が止まっているかを調べるみたいです。

いったん電源をつけたら途中で切らないよう、トイレに起きてもそのままと指示されました。
チューブを踏むなどして測れなかったらなど色々考え、初日は眠るまで時間がかかりました。

検査はまさか結果に

ここで漫画の内容に戻るのですが(大変お待たせしました)、後日結果を聞きに行ったところ「異常なし」との結果が。
医師から「簡易検査は実際より無呼吸の結果になりやすい」と言われドキドキしてたので、意外な結果で正直ホッとしました。

診断がつかないことで、大学病院で総合的に診てもらいたい私の思いは叶わぬことに。トホホ…

耳鼻科で受けた睡眠時無呼吸症候群の問診結果では、「昼間の眠気」や「車に乗せてもらうとたいてい寝てしまう」など中等度以上の結果が出たのですが、あれは「単なるぐうたらな性格」だったようです。

この先は、別の角度からいびきを減らす方法を探したいです。
大変お騒がせいたしました…!!

ABOUT ME
きく
都内の築40年2世帯住宅でオットと2人暮らし、日常キリトリ漫画を描いています