はじめに
「ツボを押すと体に良さそう!でも一体、どこを押したら正解なの?」と悩んだ経験はありませんか?今日は、いっぺんに多くのツボ押しができる簡単な方法をお伝えします。仕事中や勉強中の手や腕の疲れ、気分がちょっとモヤモヤした時に、ぜひ「手首ぐるぐる」やってみてくださいね!
たくさんのツボをいっぺんに押せちゃう
WHO(世界保健機関)が認定するツボは361個。そのうち6つが、手首の周りに並んでいます。どれも大切で効果の高いツボなので、いっぺんに押せるのは、ほんとポイント高いと思います!このポイント高めのおすすめツボ押しエリアは実は足首にもあるので、また次の機会に紹介します。
手首にあるツボ6つをいっぺんにご紹介!
手首の周りには、手の平側に3つ、手の甲側に3つツボが並んでおり、それぞれ違う経絡のものです(経絡…ツボの並ぶ道で臓腑に対応する)。両端と真ん中、と覚えると楽です。以下に6つのツボとその効果を紹介していきます。
手の平側
- 神門(しんもん)…心を落ち着かせ、動悸や睡眠障害などの症状を和らげる(心経)
- 大陵(だいりょう)…心の邪気を取り除き心を守る、動悸や睡眠障害などの症状を和らげる(心包経)
- 太淵(たいえん)…風邪を取り除き肺の働きを良くする(肺経)
手の甲側
- 陽谷(ようこく)…筋肉の動き良くする、熱を冷ます(小腸経)
- 陽池(ようち)…風の邪気を散らし、熱を冷ます(三焦経)
- 陽渓(ようけい)…熱を冷まし風の邪気を体の外へ追い出す(大腸経)
手首まわりの簡単ツボ押し方法
手首の周りにはどんなツボがあるかをザックリつかめた所で、次にツボ押し方法をご紹介したいと思います。
押すのは手首外側にあるでっぱりの上あたりの、横ジワがある所です。反対の指で輪っかを作り、その辺りをつかんで「ぐるぐる」こすります。左右5~10回位行えば良いでしょう。「ツボが押されてる~」と感じられればOKです!
おわりに
いかがでしたでしょうか。日中だけでなく、入浴中や、ハンドバスなどのリラックスタイムに行うのも、とっても気持ち良いのでぜひ試してみてくださいね!